「ミックスアップ」ソウルを抜く効果の使い方
2019/02/08今日のカード「ミックスアップ」 間違えやすい手順があるので簡単に解説します。
手順
2つあるうちの上の効果『相手の場のカード1枚のソウル1枚をドロップに置き、君のライフを+2!』を使う例です。
- 「キャスト、ミックスアップ」(手札の「ミックスアップ」を相手に見せる)
- 「ソウルを抜いてライフ回復する効果を使います」
- 「コストでゲージ1を払います」
- 「このカードのソウルを1枚ドロップに置きたいです」(相手の場のカード1枚を選択、ソウルの中身は選択しない)
- 「対抗ありますか?」
(対抗がある場合、ここで解決まで行います) - 「では、ソウルのこのカードをドロップに置いてください」(対象カードのソウルから1枚を選択)
- 「こちらのライフ+2して、残りライフ〇〇です」
(対戦相手への伝え方はルールで細かく規定されていないので参考までに)
解説
1. 魔法のキャスト宣言
モンスターコールでもよくあるのですが、相手にカードを見せる前にコストを払う手順は間違っています。まず相手にカードを見せるというのを徹底していただけたらと思います。
2. 「次の2つから1つを選んで使う」
このタイプの効果は、コスト支払いよりも先にどちらを使うか選択します。
「絆竜団集合」の Q2460 が参考になります。
3. コストの支払い
使用条件があったりコストが複雑な場合は注意する点もあるのですが、このカードについては特に難しいことはないでしょう。
4. 場またはドロップの対象カード選択
詳細ルールPDFで以下のように書かれている部分です。
1.4. キャストするカードの能力で、場またはドロップゾーンのカードを対象とする場合、その対象となるカードの選択を行います。
ソウルの中身はルールの上では場のカードではないという扱いであるため、この段階では選択しません。対象のカードに複数ソウルがある場合、どのソウルを抜こうとしているか相手に悟らせないためにもここでは黙っておきましょう。
この時点でソウルの捨てられない状態のカードは対象として選択できないと思われます。
「ディメンジョン・レイザー」 Q2447 や、「サンダー×フラッシュ」 Q1740 の破壊のケースと同じではないかと。
なお、対象として選択できるカードが1枚もない場合でも、カードは使用できます。「ミックスアップ」の上の効果であれば、ソウルを抜けるカードが1枚もなくてもライフ+2を解決することは可能です。ワンポイントアドバイスにも記載がありましたね。
ただし、対象として選択できるカードが1枚以上ある場合は、必ず1枚選択しなければなりません。「1枚まで」のような表記でない限りは必ず選択です。
5. 相手の対抗タイミング
相手の【対抗】を確認し、そのまま解決まで行います。
自分の魔法キャストに対する【対抗】となるため、ここでの相手の【対抗】にさらに自分が【対抗】することはできません。
ちなみに、「ミックスアップ」自体も【対抗】を持ったカードであり、相手のカードや能力の使用に対抗する形で使うことができますが、この場合は相手の対抗タイミングは発生しません。
6. 効果解決
効果解決となり、4. で選択したカードのソウルの中から1枚を選んでドロップに置きます。選ぶのは魔法をキャストした側です。
相手の対抗により、ソウルが増減したとしても、その後で捨てるソウルを選べるということです。
相手の対抗により、場の対象カード自体がいなくなった場合、ソウルをドロップに置く効果は空振りになってしまいます。ただ、この場合もライフ+2の効果は得られます。
7. 効果解決の続き
ライフの増減がある場合は、残りライフを合わせて相手に伝えるようにすると、双方の認識ズレによるトラブルが起こりにくくなるのでオススメです。
さいごに
いろいろ書いたんですけど、そんなに難しく考える必要はないと思います。間違っている方を見かけても優しく教えあって楽しくファイトしましょうね。
じゃあの
お決まりのやつ
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